アイルランドの住宅モデル、信用引き締めは住宅価格を押し下げる一方、家賃を押し上げると指摘
アイルランドを事例とした研究論文は、信用収縮ショックが当初は住宅価格を押し下げる一方、短期・長期のいずれにおいても家賃を押し上げるとの分析結果を示した。このモデルは、実質金利ショックとともに、2015年に導入された住宅ローンの融資比率(LTV)規制と返済負担率(LTI)規制を検証している。著者らは、金融セクターのリスクが景気循環に伴って蓄積する過程をモデルが対象としていないため、この分析は政策の費用と便益を包括的に評価するものではないと注意を促している。